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主な仕事内容を教えてください。

私がやっている仕事は、水栓金具の止水栓組立、スライドバー、スパットの組立・梱包を主にやっています。その他に予定表の作成・調整をしたり、月に一回行うドライバーのトルク検定・チェックなど、チーム内で必要な作業以外の事も行っています。 また、様々な障がいを持った人が働いている会社なので、配線やエアーの取り付けなど、必要に応じて課内メンバーのサポートも行っています。

仕事の魅力・やりがいはどんなところにありますか?

私たち組立課の仕事は、「製造」でモノづくりの仕事です。そのために品質がとても大事になります。その品質を良くするために対策したり、話し合ったりします。たとえば、作業工程でやりにくい工程があれば話し合って改善を行い、問題の解決をしていきます。その気持ちで自分だけでなく、社員一人ひとりが 一つになってやっていくところにやりがいを感じます。 また、生産を行う際は作業手順書を基に自分の作業が効率的に行えるような改善を考えています。 その方法を考えるのに、他の作業者のやり方を見て「こんなやり方もあるんだ」と自分では考えつかない方法を見て、勉強になるところに魅力を感じます。

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難しいところ・大変なことは何ですか?

仕事を行う際には他のメンバーとのコミュニケーションも大事になります。 しかし、いろんな障がいのある人とのコミュニケーションは難しいと感じています。 入社した際は、あまり会話をすることがなく、話をしても意思疎通がうまくいかずに困ることもありました。一番コミュニケーションをとるのに大変だったのが聴覚障がいの社員との会話です。入社した時は、手話も出来なかったのでコミュニケーションを取れませんでした。いろんな障がいのある社員の人たちと、コミュニケーションをとるために自分から積極的に会話することが良いと思い、手話を覚えることへ挑戦することにしました。 そうすることでコミュニケーションが取れるようになり、「ありがとう」の声をかけられ本当にうれしいです。

ある一日のスケジュール

今、私が力を入れているのは聴覚障がいの方たちが使う「手話」です。 朝会社へ出勤したら、始業までの時間を使い、手話や聴覚障がいについての勉強・学習をしています。 サンアクアTOTO内には手話のサークル活動があり、週2回の就業開始前の時間を利用し、手話の勉強会が開催されています。その勉強会へ参加することで手話への知識を向上させています。 また全体朝礼の時には、朝礼での伝達事項を手話で伝えています。 聴覚障がいの人たちと手話を使って、コミュニケーションとっていくことでお互いに楽しく会話ができ自分自身にとっても自信につながっていると思います。

08:00 出社
08:30 朝礼(企業理念と安全唱和)
08:40 組立生産
10:30 休憩
10:40 組立生産
12:00 昼食
12:40 掃除
13:00 組立生産
15:00 休憩
15:10 組立生産
17:00 終礼(エリア毎)
17:05 帰宅

休日の過ごし方を教えてください。

去年から一人暮らしを始めて家事をすることが多くなりました。 最初は初めてなことばかりで、わからない事もたくさんありましたが、今では料理もできるようになりました。 私はバレーボールチームへも所属しています。 毎年、全国障害者スポーツ大会が行われており、去年は愛媛県で開催され 全国で三位になり銅メダルを手にすることができました。 他には、地域の人たちとコミュニケーションの向上・交流を図りたいと思いボランティア活動も行っています。 休日には地域ボランティアや手話ボランティアにも参加しています。