高い天井・広い廊下

万が一火災が発生した場合にも、高い天井が煙溜りとなって、避難する時間を確保します。
廊下は車椅子や杖を使用した方が余裕をもってすれ違うことが出来るよう、幅3mを確保しています。
広々とした廊下で、人と人がぶつかることなく、いつでも安全に移動できます。

カーポート設置の駐車場

駐車場にはカーポートが設置されており、梅雨時期でも安心です。車から下りた後も、他の車にぶつかることなく移動可能な幅を設けています。
駐車場から社員通用口まで移動する時には、玄関に屋根が付いているので傘をさす必要がありません。

社内の移動も安心

廊下には手すりを設置し、全ての床に段差をなくしております。障がい者だけでなく、健常者も快適に働ける様々な設備があります。

食堂

車椅子専用スペースを確保

食堂は、車椅子や杖を使用した方がぶつかることのない余裕のある広さです。
人工大理石製の重いテーブルを設置することで、杖を使用している方の身体を支える役割を担っています。
椅子を設置していない車椅子専用スペースも設けています。

自分の高さに合った洗面台

車椅子利用者を初め、自分の使いやすい洗面台を選べるよう、高さを変えた洗面台を設置しています。手すり付き洗面台もあるので、杖を利用する方も安心です。

いつでも誰でも使いやすいトイレ

それぞれの障がいに合ったトイレを選べるように、個室別で便器や洗面台の配置を変えています。また手すり、補助具なども設置されています。

休養室

就業中に体調不良が起きた場合は、休養室で一時的に休むことができます。
シャワールームが設置されていますので、必要に応じ使用することが可能です。

カーブミラーと注意喚起表示

通路の曲がり角でぶつからないようにミラーを設置しています。また車椅子の方でも見えやすいように、低めのミラーも別途設置しています。

家族会

2004年より継続して年に一度、主に知的障がいの社員のご家族を会社にお招きし、会社状況や社員の職場での様子をお伝えしています。
ご家族と会社との情報交換ならびに連携を深めることを目的として開催しており、参加者からは
「職場での様子を見ることができてよかった」「保護者同士で話し合いができ、とても為になった」と好評を得ています。

ジョブコーチ

社内にはジョブコーチの資格を持つ社員が数名在籍しています。
障がい者が職場に適応できるように行うさまざまな支援に加え、社員やご家族に対しても助言を行い、必要に応じて職務の再設計や職場環境の改善を提案します。

手話教室

週に3回、就業前に手話教室が開催され、希望者が参加しています。昨年は、「指文字」を学習する手話検定7級にチャレンジし、見事全員合格しました。聴覚障がい者とのコミュニケーションの手段が得られるだけでなく、サークル活動として社員交流の場にもなっています。

おひるねタイム

お昼寝

お昼寝のすすめ

昼休みに、会議室を開放し、「お昼寝」をおすすめしています。15分程度の適度な仮眠をすることで、疲れを回復できるだけでなく、集中力を回復することもできるといわれています。
「お昼寝をすることで、午後の仕事に集中して取り組める」と活用している社員からもとても好評です。

「サンアクアTOTO」バス停

かつては、バスで通勤している20名ほどが、最寄りのバス停から階段や勾配のある経路を徒歩で15分ほどかけて通勤していました。
サンアクアから西鉄バス北九州様への働きかけを行い、2015年、会社構内に「サンアクアTOTO」バス停が新設されました。
朝夕の出勤時間に合わせて路線バス2路線2便が乗入れています。
これにより、小倉物流センターと合わせ、2拠点で50名ほどの社員の利便性・安全性向上につながりました。

コミュニケーションの2つの「箱」

社員通用口そばに設置された二つの箱。
エクボ委員会主管の「意見箱」は、快適な職場にするための会社に対する意見・要望を募集しています。
社員相談窓口主管の「相談箱」は、プライベートも含め、悩みや困りごとの相談が気軽にできるよう設置しました。
「だれに相談したらいいかわからない」「自分から声をかけるのは気恥ずかしい」といった際のコミュニケーションの一助となっています。
担当者が毎日確認を行い、投函があれば迅速に対応しています。
*エクボ委員会:円滑な会社運営を目指し、社員から広く意見を集めるためにつくられた委員会
*社員相談窓口:安心してイキイキと働ける職場にするために活動する担当者窓口

年に一度の安全確認

毎年一回、安全担当部門、直属の上司、本人を交えて、本人の障がいの状態に変化が無いか、会社生活を行う上で施設に危険な状態がないか安全の確認を行っています。
杖や車椅子などのメンテナンス状態のチェックも行い記録を残しています。